🌸 「次につなげる活動ノート」活用事例!
飯舘村議会議員 横山秀人さん
令和7年12月定例会 一般質問
<目次>
STEP1: 桃子さんへご相談
STEP2: 議事録の分析 「次につなげる活動ノート」
STEP3: 一般質問作成 「横山議員専用アプリ」
STEP4: 原稿を聞いて確認 「読上げサービス」
STEP5: 一般質問自己評価 (12/10実施)
STEP6: ホームページへ追記(一般質問結果分析)
STEP7: 個人の議会活動だより作成・配布
STEP8: 議事録分析(1/10以降実施)
STEP9: 議会だより原稿作成
STEP 10:ライブ中継録画分析【試行】 (1/10以降実施)
STEP1 : 桃子さんへご相談

桃子さん、相談にのってください。
議員の仕事は、行政のチェックと政策提案と学びましたが・・・、一般質問を行うと「言い方が厳しい」と言われる時があります。
今までの一般質問を分析していただき、どこの言葉が厳しかったのかも含め、政策実現に一歩ずつ進む、質問の流れや言い方を提案して欲しいです。



横山さん、わかりました。
「言い方が厳しい」と言われると「批判」されいる感じを受けるのかもしれませんね。
今回の相談は、「伝え方」と「質問の組み立て」についてですね。前回だけでなく、過去4回分を分析してみませんか。「伝え方」の状況がより分かりますよ。



お願いします。
2期目の活動方針が、「政策提案から実現へ」なので、実現に向かって進むことをいろいろ試したいです。



「政策提案から実現へ」ですね。わかりました。
同じ政策提案でも言い方によって、その後の流れが変わってしまうと、それは、村民のためにもなりませんよね。
職員が「批判されている」と思って身構えてしまうと想像できます。それを見ている職員や他の村議、村民は、「対立」している感じに受け取られるかもしれませんね。
一般質問が、行政と議会が同じ目的に向かって一緒に進んでいくきっかの一つになれば良いと思います。
「対立から協創へ」という分析テーマではいかがでしょうか?
まずは、どんな結果がでるのか試してみませんか?



「批判から協創へ」ですね。
協創という言葉は初めて聞きましたが、一緒につくりあげる感じがしますね。お願いします。
STEP2:議事録の分析(過去4回分)



過去4回分を分析してみました。
令和7年9月議会は次のとおりです。
(表示は、分析の一部です)









ありがとうございます。
言葉変換は、具体的でわりやすいです。
そのとおりですね。



具体的に見える化すると、わかりやすいですよね。



この分析結果を、これからの一般質問に活かしていきたいのですね。
コツや手順を教えていただけますか?



わかりました。分析した結果は活かさないともったいないですよね。
お薦めは、分析結果をもとにした一般質問構成サポートアプリ(生成AI)の利用ですね。横山さん専用のアプリです。



具体的には、
横山さんの一般質問のテーマや背景・課題・事例等・政策提案の思いや知識を話し言葉や箇条書きでも良いので入力すると、
飯舘村議会の一般質問の慣例・進め方合わせた
①一般質問通告書用原稿(シンプルな質問項目)
②当日の原稿(職員への事前趣旨説明に利用可能)
③再質問・提案アイデア集
の提案があります。
それをたたき台にすると、一般質問が協創に向けてより効果的に出来ると思います。時間短縮にもつながります。
会話形式なので、この点をもっと詳しくなどと入力するとそれに合わせて再度提案されます。
政策提案から実現へ 一歩でも前に進むと良いですね。



ぜひ、試したいですね。
私専用のアプリを作成してください。
STEP3 : 一般質問作成 横山秀人議員専用アプリ



アプリ完成しました。対話タイプですので、いろいろお試しください。





では、読書推進について、思うところを入力します。
「先日、飯舘村読書推進についての意見交換会が開催されました。この参加者は、村の広報誌を通じて、広く募集されたことに、意義があると思っています。つまり、村民と一緒に考えていきたいとの表れだと思います。 また、子ども議会においても、幅広い年代の人も読めるように本を集めて多くの人が利用できる図書館をつくるのはどうですかとの提案もありました。私は、図書館は将来に向かって検討が必要と感じます。まずは、本に接すことができる場(目に触れる場)が必要と思っています。役場の待合室に自由貸出コーナー、交流ができる場所への本棚設置などが。 最も大事なのは、今回村民を交えての意見交換会の定期開催です。 これが継続的に村民と検討し、進捗状況を確認しながら、さらる改善や方法を探る。 飯舘村の生涯学習と感じます。 これを一般質問にしたいです。」



そうです。話すような感じでもOKです。結果は・・・





結果は、予想以上ですね。私の思いがまとめられています。
ここから、修正や追記項目をアプリに入れてみます。



ぜひ、何度も試して、納得のいく質問にしてくださいね。
STEP4 : 原稿を聞いて確認 音声読上げサービス利用!



今日、一般質問の通告書を提出してきました。
いつもより短い時間でできました。
また、分析した結果も活かせていると思います。
読書推進は、下記のとおり通告しました。





通告書と一緒に参考として、質問の趣旨(発言案)を職員に配布してみたいです。



とても良いと思います。通告書と発言案を事前に渡しておけば、答弁作成もしやすくなりますよね。
読書に関する通告書の発言素案は・・・、下記のとおりですね。





私専用のアプリがあると、何度も相談できますね。
たたき台ができると、通告書、原稿の作成時間がいつもより短くなります。助かります。



横山さん、原稿の確認について、おすすめがあります。
それは、音声読上げサービスで客観的に聞いてみることです。
聞きづらい点などがわかります。
そして、原稿の言い回し等を修正していくと・・・、職員や議員にもわかりやすくなります。また、インターネット中継で見ている村民の方も聞きやすくなりますよ。
試してみますか?



このようなサービスがあるのですね。
よろしくお願いします。
自分の作った原稿が音声になるとはびっくりです。
移動の時、車内で聞いてみます。



音声をさらに生成AIでチェックできます。
こちらも試してみますね。







音声もチェックできるのすね。
驚きですね。
そして、話し言葉バージョン案も作成してくれる。
12月の一般質問が楽しみですね。



2期目 1回目の一般質問ですよね。
今回は、分析結果をもとに作成しているので、今までとは、まったく別物と言っていいぐらいの内容だと思います。
今回は、試してみよう!再スタートしよう!という気持ちでOKです。
あと15回できますので、徐々に良くしていきましょう。
これから4年間。
村民の皆さんが安心して暮らせるよう、ご一緒に頑張っていきましょう。



音声サービスに原稿を入れて、発言を聞きながら、発言案を修正してみました。まずは、これで12月一般質問臨んでみますね。
通告書だけでは、発言意図が伝わらない可能性もあるので、参考資料として発言案を議会事務局に送りました。
12月10日の一般質問まで、音声を聞きながら、さらに聞きやすくなるように区切り方などを微調整をしていきます。



音声読上げサービス、とても参考になりますよね。
過去の議事録分析、一般質問作成専用アプリによる壁打ち、音声読上げサービスによる壁打ちと一連の流れを今回行ってみました。
ここまで、やってみて、どうだったでしょうか?
この経験は、2回目、3回目と続けていくなかで、さらに効率的に、そして、さらに効果的な質問につながると確信しています。
一般質問頑張ってください!
では、私も音声読上げサービスでエールを!